1型糖尿病とはどんな病気?

1型糖尿病

1型糖尿病とは?

1型糖尿病は、以前は「小児糖尿病」「インスリン依存型糖尿病」と呼ばれていました。
すい臓のβ細胞の破壊によるインスリンが分泌されなくなってしまいます。
インスリンを補給しなければ命に関わるため、インスリン注射が欠かせません。
生活習慣からくる2型の糖尿病とは違い、自己免疫性疾患などが原因とされています。

 

子どもや若い人に発症する人が多く、初めは風邪のような症状が出ます。
その後には2型の糖尿病と同じ「のどの渇き」「尿が多くなる」やせるなどの症状があります。
急激に発症し症状の悪化も急速で、放置しておくと重症化し昏睡にまで陥ってしまう危険な症状があらわれます。

 

1型糖尿病の原因

1型糖尿病の原因は正確には分かっていません。関係する因子としてあげられるのは、

  • 1型糖尿病にかかりやすい体質である。
  • 何らかの原因でインスリンを作っているすい臓の一部が破壊される。

 

1型糖尿病の発症のしくみ

ウイルス感染など

何かしらによって過剰な免疫反応が引き起こされ、すい臓のβ細胞を壊す

インスリン分泌がほとんどなくなる

高血糖

 

1型糖尿病Q&A

Q:インスリン注射はいつまで打つのですか?注射をすれば治りますか?

A:残念ながら現在の医学ではインスリン注射はいつまで、治るまでというわけにはいかず、続けなければなりません。インスリン注射は薬でななく、不足しているホルモンを補充しているのです。体には必要ですので、うまくインスリン注射と付き合っていきましょう。

 

Q:1型糖尿病は完治しないのですか?

A:現在の医学では完治しない病気です。しかし医学の進歩で、昔はやせ細って確実に死に至る病でしたが、今は死ぬような病気でななくなりました。操作が簡単な血糖値測定や細い針などが開発され、適切にインスリンを補充することができます。そのおかげで生活の質を高める事ができるようになりました。これからも医学の進歩に希望を持って、1型糖尿病とうまく付き合っていきましょう。

 

Q:将来、就職や結婚、出産はできますか?

A:もちろん普通に就職し結婚、出産を経験されている1型糖尿病の方はたくさんいます。病気とうまく付き合って生活することが何より大切な事です。

 

Q:外食をしても大丈夫ですか?ケーキは食べてもいいですか?

A:もちろん外食もケーキもOKです。ただ、毎日、毎食と食べ過ぎるのはよくありません。それは1型糖尿病でなくても同じですよね。食事の量、運動、インスリン注射でうまく血糖値を保つようにして下さい。



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